2010/06/03

iPhoneカメラライフ



iPhoneカメラライフ
撮り方のコツからアプリによる編集・アーカイブまで
「トイカメラとしてのiPhone」の使いこなし術
定価:1575円(本体1500円+税)
仕様:112ページ/オールカラー/A5
発売日:2010年2月22日
著者:大谷和利/オブスキュアインク

「iPhoneカメラライフ」という本を買いました。お金を使う遊びもいいけど、もっと心にいい遊びをしてみようと思ったので購入しました。

結論から言うと、ガッカリでした。私が勝手に思い込んでいたこともありますが、本書はiPhoneと各カメラアプリを使って面白い写真を撮るのはもちろんですが、例えば逆光の場合はどうするか、被写体の配置(レイアウト)の上手なやり方、走っているものをキレイに撮るには、あるいはよりスピード感を出す様に撮るには、などカメラテクニックを教えてくれるのかと思っていたのですが、ほとんどがカメラアプリの説明に終わっています。そんなのはレビューページやアプリのサイトに行けば載っています。

もっとひどいのは「3Gと3GSの違いは?」「カメラアプリの使い方」などで数ページも使っていて無駄です。

中にはこういうのもあります。「これら2枚の写真は、同じケーキをiPhone3GSで撮影したものですが、どちらがおいしそうに見えるでしょうか?右がノーマルの撮影、左がDeliCamを使った画像です。こんな風に一目でわかる「おいしい写真」が簡単に作り出せるのがDeliCamです」って、それでおしまいかい!

「DeliCamを使えばこんなにおいしそうな写真が撮れます」なんて買う時にわかることじゃん。そんなアプリのカタログに1500円も払いたくないなぁ。しかも最近出たもっと優れたアプリは当然ですが載っていない訳で…。だからこそ「不変の定番テクニック」を教えてほしかったのです!



ましなのは最初の20ページぐらいでしょうか。そして後ろのほうになぜかイザワオプトという会社が販売するコンバージョンレンズを使っての撮り方が10ページもあります。少しだけ裏の臭いを感じたのは考え過ぎでしょうか (;^_^A

私はそんな面倒くさいレンズを使ってまで撮りたくないのです。光と影と動きとレイアウトと数点のカメラアプリとフィルタアプリでおもしろい写真が撮りたいのです。

今すぐヤフオクに出品してしまってもいいような内容でした、残念。

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