中国の人が見たら…

昨日の東京都渋谷区の「ソフトバンク表参道」には、受け付け開始の午後５時の時点で約270人が長蛇の列を作ったそうです。

たかが「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を買うのに９時間も並ぶ人よりはよっぽどましですが、並んでいる人をちょっと可哀想に思ってしまいます。「可哀想」というのは非難ではありません。

ひとつはこちらのように田舎だったら、並ばなくても５時行けば間違いなく手に入る順番で予約出来るということです。２年前のあの大行列の時でさえ、10時の開店時に行っても５番目でした。先頭の人に聞いてみたら、30分前に並んだということでした＾＾
大都会東京ではこちらでは考えられないほどの需要があるのですね。こんな田舎では、いまでさえ街でiPhoneを使っている人を見かける事はまず無い状態です。。

もうひとつは、超デジタルグッズであるiPhoneを買うのに、超アナログな「行列」という手段をあえてとらせる業者の思惑。行列ができれば当然ニュースになりますし、そもそも行列が好きな人は購買意欲をかき立てられます。パチンコ屋で通りにくくなるにもかかわらず、足下にドル箱を積ませて他の客を煽る方法と同じです。そして無償でその片棒を担がされているユーザー。まあ行列自体が好きという人もいますからお互い様の関係が多少はありそうですが＾＾

私のような田舎暮らしのものだから冷静に見られますが、競争率の高い大都会に暮らす人には必死なことなのかもしれませんね。

予約ごときできちんと並んでいる日本の行列をもし中国の人が見たら「アイヤ〜」の連発でしょうね。彼らは国で「並ぶ日」を定めてあげないと並べないぐらい考え方に違いがあるらしいですからね。もちろんほんの一部でしょうが…。