2009/07/25

いちいちやり方が姑息

 

以前購入して、アプリ自体は良く出来ていて楽しんだレーシングアプリ「SlotZ Racer」

何気にゲームコーナーのレビューを見ていたら、このアプリの評価にみんな★1を付け始めていました。そんなバカなと驚いてよく読んでみると、なんと
「日本政府が違法な捕鯨を後援する一方、ストレンジ・フレーバー制作による日本においてのゲーム収益全ては、環境保護団体・シーシェパードへ募金されます。フリーバースは、彼らに決意を尊重すると共に、あらゆる違法捕鯨がただちに終結されるよう主張する事に参加しております。」
と明記されていました。

私が購入した時にはこんなことは書いてありませんでした。もちろん書いてあったら購入しなかったでしょう。確かに捕鯨によりクジラが絶滅の危機に瀕している事は聞いています。しかし、反面もう大丈夫なレベル以上に達していて、その餌となっている小魚のほうが絶滅の危機になっているということも聞きます。どちらも自分に有利な主張をするのは仕方がありませんが、我々は両方をしっかり聞いて冷静な判断をしなければいけません。とは言え、我々一般人レベルでは判断など出来る訳がありません。だから私は表面無関心でいます。

なにしろこういうやり方はいかがなものかと思います。それなら誰もが欲しがる素晴らしいアプリを作って、日本だけ買えないようにしたほうが日本人に対して見せしめになります。そうではなくしかも途中から「日本での売り上げだけを寄付する」という姑息なやり方をしています。

環境破壊に反対するのは結構な事です。私もゴミの分別とかしています。しかし、捕鯨船に薬品瓶を投げたり船ごとぶつけたりする暴力行為をする考え方から「平和」は生まれないと思うのですが…。

レビューで怒りを書き込んでいる人たちの気持ちには共感出来ますし、それを茶化す意見もなく「みんなそれなりに考えているな^^」と嬉しかったので、私も最近このアプリで遊んでいないことから、アイコンをキャプチャし次第削除することにします。正直削除しても「一度購入したアプリは削除しても再度購入時は無料」といういいシステムがあるので、完全に削除した事にはなりませんが、「小さな抵抗」という意思は見せる事は出来るでしょう。

「音声認識メール FREE」と同じようなHATE感を感じました。
こんなところで、こんな手段を用いなくてもいいのでは?こういう手段を思いつく思想が団体の根源を支えている気がしてなりません。

最近の方たちはわからないでしょうが、「クジラは旨い!(特に竜田揚げ最高)」です。我々の時代は給食にまでクジラが出て、その日は大好評だったのを憶えています。

※ゲーム→「SlotZ Racer」600円 ★1(アプリとしては★4)

0 件のコメント: