録音アプリいろいろ

録音（レコーダー）アプリは昔からいろいろあります。

私も無料のものから始まり、「SpeakEasy」や「iProRecoader（画像中）」と試してみました。しかしそのどれもがいまいちでした。そんな中でも「iProRecoader」は割と使いやすく、UIも優れているので常駐していたのですが、今回のOS3.0で「ボイスメモ（画像右）」が標準装備されたことにより、これらのアプリは要らなくなるな、と思っていました。

早速バージョンアップして「ボイスメモ」を試してみたのですが…ん？聞こえない…聞こえるけど小さい…これじゃ今までのと同じだ。。
そう、今までのソフトで共通して使えなかった理由が「録音したものを再生しても音が小さい」ということでした。「小さい」というよりは実用に耐えられるレベルではないのです。もちろん、そのことを意識してマイクに思いっきり近づいて録音すればそれなりでしょうが、広い部屋での会議などに使えませんでした。

それが今日、ビジネスの有料１位になっていた「HappyTalkレコーダー（画像左）」を見つけレビューを読んでみると、ずいぶんと評判がいいのです。さらに読んでいくと、一時600円だったようで、それが350円になったり115円になったりと価格がまちまちだった時期があり、現在115円に落ち着いたようです。

実際に使ってみて、これは今までの不満を一掃してくれました。モードが「対話モード」「会議モード」「講堂モード」と３種類有りますが、一番大きく聞こえるのは「講堂モード」のようです。これで録音してみると、驚くほどクリアで耳を近づけなくてもはっきりと聞こえます。これならボイスメモとして合格！です。

その他の優れた機能として・FTPでサーバにアップ出来る・メールで送れる・Wi-Fiでパソコンに転送出来る…などでしょうか。ただし、説明が英語でわかりにくいので設定には注意が必要です。でも私のショボイ英語力でも、いろいろ試していたらわかったのでまず大丈夫でしょう。

ただ手放しで★５は付けられません。
ひとつはUIは見た目かっこいいのですが、いざ使おうとするとわかりにくいのです。例えば「iProRecoader」のように、もう少し単純でクールに出来なかったのでしょうか？
ふたつめは、再生速度が変えられるのですが、それはPLAYボタンの右の1xを押せばその位置で数字が変化すればいいのに、その右下に新たに出ます。これは必要ない。。しかも、不必要なコンマ１刻みで変化出来るので、逆にめんどくさい。この点は「iProRecoader」のように「0.75 1.0 1.25」の３段階で十分でした。
３つめは、いちいちボタンを押さなければいけないという事です。再生したいデータを選んだらその時点で再生してくれればいいのに、いちいち再生ボタンを押さなければいけません。それから、再生の途中で他のを聴きたいとしても、いまのを一旦ストップで止めて、次のを選んで、またこれも再生ボタンを押さなければいけません。これはあまりにも面倒です。作者は几帳面な人なのかも…。
４つめは「ボイスメモ」のように編集が出来ない点です。しかしこれは「ボイスメモ」が出来るからであって、ちょっと贅沢な要望かもしれません。ここは密かにバージョンアップに期待しましょう＾＾

これで自分的には録音アプリは「HappyTalkレコーダー」で決まり！って感じです。いきなりトップページアプリに昇格です。
普段、レビューは専門サイトにおまかせしたいのですが、これはつい書いてしまいました。

※ビジネス→「HappyTalkレコーダー」115円　★４
　ビジネスと仕事効率化の区別がわからない。。

★標準の「ボイスメモ」のマイクのイラストですが、アミアミは上半分だけにして欲しかった (≧∇≦) なんかクドイ。