2010/03/20

迷走するSONY



4月に発売されるらしいSONYの「XPERIA」。価格は、端末購入サポートの適用で約3万円台後半を予定しているそうです。

デザインはというと、相変わらずの近未来風。当然CMもそれ風になってそれこそ未来の端末!という感じです。

ところが出来ることはiPhoneとほぼ同じ。iPhoneがいま出来ない機能があっても、それはいずれ対応出来るぐらいの違いしかありません。でレイアウトもiPhoneとほぼ同じ。色も白と黒の2色でまるで同じでこれには呆れました。真似てないのなら普通に青や赤が出てもおかしくありません。

結局はSONYの先進技術を投入しても、真似とは言わないまでもiPhoneを超えられない出来に終わってしまいました。

いっそのことデザインだけでも意識的にまるで違うものに出来なかったのでしょうか?いえ、しようと思わなかったのでしょうか?それがいまSONYがあえてやることではないでしょうか?

根強くいるSONY信者がそろそろ胸を張って持ち歩けるようにしてあげるためにも、オリジナリティを全面に出すべきでした。



しかも今度はPSPに携帯機能をつけて発売ということです。ゲーム主体の携帯電話って、もう訳がわかりません。ゲームをやっている途中で何度も中断させられて、へたをするとやり直しなんてこともあるかも。そもそも外でまでゲームしなくても…。

うちにもいくつもSONY製品はあるし好きなメーカーですが、いまのSONYには安心できません。SONY王国なら王国らしく我が道を行って欲しいのです。あの「ウォークマン」で世界を驚嘆させたように。

もしそれが無理なら柔軟な姿勢で、例えばiTunesStoreにも楽曲を提供するなり、iPhoneでも使える周辺機器を出すとかして欲しいです。

日本がスパコンの開発を諦めた(完全にではないですが)ように、他メーカーがSONY規格のブルーレイを採用したように、SONYも他と迎合するのもひとつの方法ではないかと思います。

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