2010/03/28

S-1バトルなんかやめてしまえ!



以前にもソフトバンク(以下SB)が主催する「S−1」について書きましたが、昨日昼間「M-1グランプリ リターンズ」という番組(これは主要都市では2月末に放映されたものらしいですが)をやっていたので録画して、夜中に観ました。副題は「カメラは見た、M−1の舞台裏」、正確ではないですがこんな感じだったと思います。

番組内で芸人達の真剣な表情にこのグランプリにかけている意気込みが見てとれ、普段ちゃらんぽらんに見える彼らも実は「お笑い」にかける情熱は半端じゃない事を知りました。

そして快挙の審査員全員一致優勝した「パンクブーブー」の引きつった喜びの表情と涙は心の底から出た真のものだと思いました。

それに引きかえ「S−1バトル」。確かに上位のネタはおもしろいものでした。ただ賞金の1億円には決して値するものではないでしょう。私は「S−1バトル決勝戦」を見ていて、日本一面白い芸人を決めるコンテストと言うよりは、何だか芸人をダメにするコンテストだなと思いました。

「S−1バトル」なんて、笑いの事なんか知らない金持ちの道楽で開催した宴会のようなもので、こんなのが毎回行われたらお笑い業界がダメになる可能性があります。しかし実はそうではなく、芸人のほうがしたたかでただ単に利用しているだけかも知れません。

こんな簡単な芸で1億円ももらえるなら、もらえるものはもらっとこって感じかもしれません。だったらみんなで組んで誰がもらっても山分けするよう、適当なギャグでごまかしてコンテスト終了後にパーッと大宴会すればいいじゃないですか。金持ちの道楽からは巻き上げてしまえばいいんですよ。

それはいいとしても、SBユーザーがその一端を負担させられているのが不快です。そんな道楽やめてユーザーの使用料を少しでも減らしてほしいものです。

0 件のコメント: