2010/12/13

もうひとつの言葉



中国語の勉強がうまくいかないせいもあってちょっと浮気しています。

というのは、この前観たドキュメンタリーの中で手話で話す人が出てきました。それをしばらく観ていたのですが、「手話って話せない人が使うのはあたりまえだけど、スキューバダイビングや騒がしいところで健常者が使っても便利なんじゃないだろうか?」と思ったのです。もちろん健常者が覚えれば聾唖の方とも話せるし、一石二鳥だということにもなります。健常者同士が使っても、別に不謹慎なことではないと思います。

最初はネットで調べてNHKの「みんなの手話」とNTTDaTaの「手話入門」で覚えていた(現在継続中)のですが、iPhoneユーザーとしてはiPhoneアプリであれば最高なので調べてみたところ、なんとあるではありませんか!

「日本手話」即購入しました!

登場する先生がふたりいるのですがどちらも美人な女性。そしてどちらかを選べる(私は画像左のゆり子先生(*^ニ^*))のですが、やることはまるで同じ。はっきり言って無駄です。このアプリには「指文字」と「基本フレーズ」があるのですが、それだったらお気に入りのゆり子先生は「指文字」担当。なおこ先生は「基本フレーズ」担当にすれば、勉強する項目も区別できていいのではないでしょうか?

一番いいのは、女性も使うわけですから、どうせ選べるのなら男女の先生ひとりずつにして、男か女どちらか好きな先生で勉強できるようにしたほうが良かったと思います。

アプリの内容ですが、薄い薄い。。しかも動画ではなくパラパラ漫画のようなコマ送りなので、いまいちわかりにくいのです。しかも先生全体は同じで、手首のところだけ合成しているので、手話に必要な口での表現が全くありません。これではダメです。

しかも「指文字」は「あ〜ん」と濁点などのその関連しかなく、数字はありません。実は「基本フレーズ」の項目の頭に数字の指文字が付いているのですが、これは不親切としか言いようがありません。「指文字」の項目に入れておくべきだと思います。

そして「基本フレーズ」ですが、たったの10文例しかありません。しかも主語だけ違う文例も含んでいますので、正確には7文例しかなく、信じられないほどの少なさです。

「指文字」は名前や地名や数字などのわかりにくいときに使うのであって、基本的には手の動きひとつひとつに決まった意味があって、ほとんどは「基本フレーズ」で話をします。「指文字」はあくまでも補助の役目をしているので、どちらかというと扱いが逆になっています。

今後のバージョンアップで充実していくことを望みます。でもたった230円で一応の事を知る(判るまではいかない)ことが出来、スキルアップの手助けをしてくれるんですから、安いものです。しかも美人先生にマンツウマンで教えてもらえるのですから (≧∇≦)ノ

手話に興味を持ってから初めて知ったことなんですが、外国では日本の手話は通用しないということと、日本でさえ東日本と西日本では違う単語があるということです。
例えば「名前」を表すときに東日本では「左手のひらに右手の指でハンコを押すようする」ですが、西日本では「人差し指と親指で円を作り、胸のところに当てる」ちょうど名札に見える位置にします。
これって…いいのでしょうか? (;^_^A 多分発案者の違いでしょうが、他にもあるであろう違いの半分を相手に妥協すれば、日本国中ひとつに統一出来るのではないでしょうか?おかしな話です。

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