2010/12/10
日本も中国を笑えない
(左から:iPhone Xperia GALAXY Android)
最近、docomoもauもスマートフォン分野に力を入れ始めました。
Xperiaはまだしも、GALAXYやAndroidはパッと見、iPhone3GSと間違えてしまいそうです。XperiaはSONY製ということもあって「競ってる」感が強く、何とか違うものを作ろうという意気込みを感じますが、後発の2機種はもうもろiPhone3GSです。にも関わらず「優れたデザイン!」などとのたまわっています。
これではAppleから言わせれば、中国と同じバッタ物だと言われてもしょうがないでしょう。「IPONE(アイポーン)」とか「1Phone(ワンホーン)」とか言ってないだけましなのか、考えようによってはよりズルイのかわかりませんが、日本が中国に対して言っている「パクリ・バッタ物」と同じような気がします。
確かに性能は中国の物よりは数段上でしょうし、突き詰めていけば結局iPhoneの様なデザインが一番使いやすいから、他の3機種も似たデザインになってしまったと言うのでしょうが、なんやかんや言っても「iPhoneのようなもの」を作っているのは間違いないわけです。
私は「良いものを真似るな!」とは思いません。良いところは真似て、それ以上の物を作っていけばいいし、それが進化だと思います。
SONYのウォークマンやベータマックスや日本ビクターの家庭用ビデオにしても日本が開発して世界に広まりました。昔は日本発で世界中をとりこにした、優れた製品がいっぱいあったのです。
それがいまでは製品の質は良くても、世界の2番手3番手にいます。その上に「ブランドのプライド」は捨ててないので、いまだに価格は高く、テレビの売上で韓国のLGやサムスンに世界売上で追いつかれてきています。いや追い抜かれるのは必至です。
旧ウォークマンのように、世界が注目する製品がこれから日本で生まれるのでしょうか?2番手3番手に甘んじている現状が心配であり、残念でしょうがありません。
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