最近中国製のiPhoneアプリが急速に増えて来ました。中国はITに長けているようでなかなか優れたアプリが開発されています。
反面、写真集は絶対無許可使用と思われる画像を平気で使っていますし、デザイナーがよく利用する「素材辞典」をそのまま素材集として「日本のお正月」とかうたって販売しています。
これについてここでどうこう言っても仕方ないし、使用されている会社や事務所が訴えればいい事なのでスルーしますが、どうしても残念なことがあります。
前回の記事の最後にも書きましたが、アプリ自体の性能は良くてもUIがチープで安っぽく感じてしまいます。ボタンのテカリや位置、配色、文字やテキストの大きさなどもう少し気を使ってほしいと思います。
色は国民性でしょうがないのでしょうか?確かに日本には日本の色、中国やフランス、アメリカと「その国独自の色」というのがあります。印刷に使うDICの色見本帳を見ていただけるとはっきりとその違いがわかります。
アイコンがしょぼいアプリの販売元を見てもたいてい中国です。はっきり言ってしまえばアイコンがヘタ…。アイコンの出来だけで大した事ないアプリでも優れたものに見えてしまいますし、それだけでも売り上げに影響すると言ってもいいでしょう。
前回の記事と重複しますが、「JoyCamera」にしても機能的には優れているのにボタンやカメラのアイコンと色、緑と赤に点滅するポッチの安っぽさ、グリッド線の色と透明度などこれらをアメリカが作るようなUIなら、カメラアプリで1位になれるかも知れません。
勘違いしないでください。私は中国は好きです。ブルースリーやジャッキーやスー・チーの影響で特に香港が好きで何度も行き、グッズもいろいろ持っています。映画はたぶん一般の人より数多く観ていると思います。ですから偏見で言っているのではありません。
あの色使いもその国の中ではマッチしていていいのですが、電化製品やIT機器にはそれなりの色使いをしてほしいと思うのです。
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