2011/07/11

いいね「INFOBAR」!



auのスマートフォン by iida の「INFOBAR」を見て、一瞬「これいいだ!(これいいな!)」と思いました。

そもそも赤が好きな私としては、もしiPhoneユーザーでなければ即これに買い替えていると思います。現時点で通信会社を問わないスマートフォンデビューのひとなら、飛びつくひとも多いのではないでしょうか?

これぞスマートフォン!と思わせるような素晴らしいデザインのUIにはほれぼれします。

でも長い間iPhoneを使っている目線でひと言言わせてもらうと…。

私はページの一番最後に「倉庫」というフォルダを作っています。その中を見てみると…iPhoneに標準搭載されているアプリの山です。確かにひとつひとつは良いのでしょうが、外部アプリでそれ以上のものが販売されているためどうしてもそちらを使ってしまいます。

「INFOBAR」のUIに並んでいるアプリのひとつひとつが、他の以上に優秀なものなら問題ないですが、たぶんiPhoneがそうであるように「INFOBAR」標準搭載のアプリもいずれ(すでに?)倉庫に入れたいアプリばかりになってしまうのではないでしょうか?いえ、外部アプリは一切買わない!というユーザーは別ですが、100%そうなります。

もちろん標準アプリもバージョンアップされるでしょうが、やはり外部アプリの「このアプリをヒットさせたい!」「これで一旗揚げたい!」という情熱にはたぶんかないません。

ひと昔前にドコモでしたか「ツイッター搭載」が売りの携帯電話が出ましたが、これも元祖ツイッターのアプリより優れたものを使いたくなった場合どうするんだろう?と心配した記憶があります。

パッと見素晴らしい「INFOBAR」ですが、長い目で見るとかなり我がままで融通の利かないスマートジャナイフォンになってしまうような気がして、デザインが良いだけにかなり残念です。

確かにiPhoneはシンプルイズベストですが、もうちょっといろいろなユーザーのことを考えるとiPodのようなカラーバリエーションぐらいあってもいいと思います。

でもそれをしないということが、「INFOBAR」のようになることを嫌ったためなのかもしれません。それは「カラーはケースで替えられる」ことから、しかも生産ラインコストも考えて自社では作らず周辺メーカーに丸投げしています。例えば赤が飽きたら青にするとか、付き合う相手によって好みを替えられるひとには持って来いですよね^^

本来ならケースも保護シートも要らないほど丈夫な作りなのに、それらを否定はしていません。ストラップ然りです。Appleは自分のところの負担を最小限に抑えて、なおかつ周りも潤うようにうまくやっている気がしてなりません。

私が勝手にiPhoneの謳い文句にしている「毎日が新機種!」と言えるように、アプリは毎日のようにバージョンアップして進化しています。今以上の機能の同カテゴリーのアプリが出ては新旧交代劇が起こっています。そしてあるアプリは削除&入れ替えされ、あるアプリは前に来たり後ろに行ったりしています。

それが出来るのがそもそものスマートフォンの姿ではないでしょうか。もちろん購入は個人の自由ですから大きなお世話なのですが、融通の利かないスマートジャナイフォンで過ごす2年は長過ぎると思います。

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