2011/06/18

使ってみると意外と便利な機能



iPhoneのあまり知られていない、使われていない機能に「音声コントロール」があります。

「音声コントロール」とは、どんな時でも「ホームボタン長押し」で音声による自動機能が働く、というものです。

使われていない理由の最大のものとして、その「認識度の低さ」が挙げられると思います。私も何度か試してみたものの、使えるレベルではなかったのでずっと使っていませんでした。

ところがある日打ち合わせに徒歩で出かけた時、初めての道のりでしたので早めには出たものの途中で時間が気になり、ポケットから取り出してなおかつ袋状のケースから出して、ホームボタンを押して時間を確認するまでがちょっと手間だったのと何より面倒でした。

私は歩いて出かけるとき、いつも曲を聴きながらですのでイヤホンを利用しています。iPhoneのイヤホンは通話にも使うためオンオフのボタンが付いています。

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ここで昔試した方法を思いつきました!「イヤホンのボタン長押し」も「ホームボタン長押し」と同じことですので、まず「イヤホンのボタン長押し」をします。すると「ポンポン」とやや低めの音がしますのでボタンから指を離します。

ここで「いま何時?」と喋ります。すると今度はやや高めの「ポンポン」がしますので、これで認識完了です。うまくいくと「ただいまの時刻は13時10分です」と教えてくれ、自動的に終了します。

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これは音楽を聴いている時でも使えます。音楽を聴いている途中で時刻が知りたくなった場合、iPodを操作したりしなくても先やった方法を使います。ボタンを長押しすると音楽がフェイドアウト(徐々にボリュームが小さくなる)されます。無事時刻が判ると自動的に曲がフェイドイン(徐々にボリュームが大きくなる)してくれるので、全然問題ありません。

喋り方や声質にも若干の違いはあるでしょうが、今のところ先程の言い方での「時刻」と”自宅”と登録してある電話番号を「自宅」と発声して認識できるのは確認しています。「時刻」は今はほぼ100%で認識してくれますが、「自宅」は一発でダメな時もあります。

試しに他のところに電話しようと同じようにやってみても、全然変な番号(476だったり1473だったり)にかけてしまったり、それならかからないのでまだいいのですが、実際に登録してある他の人にかかったりしてしまうことがあるので、怖くて使っていません。

グーグルの「音声検索」は抜群の認識度を誇っていますが、この技術をこれにも使って欲しいものです。そうすればかなり便利になると思いますし、手の不自由な方も重宝すると思います。

でも時刻だけでも取り出す必要もiPod機能を停止しなくてもなくわかるので便利です。散歩や取り出すのが面倒な時に便利ですので、ぜひお試しください。

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