2012/03/18

とりあえずスライドショウ…なら





ちょうどあったらいいなと思っていた機能を搭載した『フォトディーラー』が、某大手紹介サイトで紹介されていたので、一抹の不安を抱きながらも購入してみました。

一抹の不安は的中しましたが、それは後回しにして一応アプリの説明をします。

・まずヒマワリに任意の名前を付けたフォルダを作成します。
・『フォトディーラー』を起ち上げると、最初にヒマワリを
 同期し始めます。
・するとヒマワリにあるフォルダがアイコン状態で並びます。
・なんとこのアイコンがシャッターになっているのです!
・先程新規作成したフォルダを選び何枚か撮影すると、自動的
 にそのフォルダに写真が保存されます。と同時にカメラロー
 ルにも保存されます。

例えば旅行に行ってたくさんの写真を撮る時に、今までですとカメラロールに保存されるためそれまでの画像や、旅行とは関係のない後から撮った画像に紛れて、肝心の旅行の画像がわかりにくくなってしまいます。

ところが『フォトディーラー』で撮影すると旅行の画像だけ新規作成したフォルダに撮り溜められるので、整理が簡単だし眺めるのもスムーズになるという画期的なアプリなのです。アイディア自体は誰もが希望していた事で別段画期的なものではないのですが、ヒマワリを操作出来てしまうアプリなんて、よく審査に通ったなって感じです。

そんなに便利なら★5ではないか!と思われるかも知れませんが、最初に抱いた「一抹の不安」を説明します。

上で書きましたが、『フォトディーラー』で撮影すると新規フォルダに保存されると同時にカメラロールにも保存されます。アプリの取説ではそれが便利な事のように書かれていますが、そうせざるを得ない仕様になっているため、両方に保存されてしまうのです。これが厄介な事になります。

iPhoneで撮った画像はレンズが小さいせいもあり若干暗めに撮れてしまいます。自分は一切補正しない!という方は問題ないのですが、明るさ補正だけでもオリジナルとフィルタアプリを使ったものとの違いを一度でも知ってしまうと、補正しなくてはいられなくなります。そのフィルタアプリや私はドック常駐にしている『Qualipic Cam』で加工された画像は、まず「カメラロール」に保存されます。

『フォトディーラー』で撮影した画像が保存されるフォルダがエイリアスではないため、例えば旅行の画像を10枚撮ったとすると、新規フォルダに10枚、カメラロールに10枚+補正した10枚の30枚が出来てしまうのです。しかも取っておきたい画像は補正した画像ですから、これらをカメラロールからピックアップして、新規フォルダに移してやらなければいけません。

暗めのオリジナルは要らないので削除するのですが、新規フォルダからオリジナルを選んで削除しつつ、同じ事をカメラロールにもしてやらなければいけません。これはかなり面倒だと思います。フォルダがエイリアスであればこのような無駄で面倒な作業をしなくてすむのですが、現時点ではエイリアスフォルダを作る事は無理です。

『フォトディーラー』をメインカメラで使える方には一応便利なアプリだとは思いますが、個人的にカメラモードに『Qualipic Cam』並みの補正機能が付かない限り、『フォトディーラー』をメインカメラで使う事には無理があります。アイコンもあまり好きではありませんし。

例え『フォトディーラー』をメインカメラにして撮ったとしても、補正を必要とする人には逆に手間になってしまいます。最終的に補正はするとして、とりあえず旅行の画像をスライドショウで観てみましょう的に使うだけなら便利なアプリだと言えます。

せっかく購入したことだし、使う時はたまにはあるだろうから入れておいても良いとは思いますが、★5どころか私はあっさり削除してしまいました。

良い事しか書かない大手紹介サイト、立場的に悪い事は書けないのかも知れませんが、多くの人が頼りにしているようなのでもう少し短所も書きいてください。特に、iPhone4Sが発表になる前からリーク画像だ、iPhone5の発売だと散々煽っておきながらそうでなくても一切知らん顔はやめてください^^

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